2007年02月26日

今月発売の内田弘樹作品

昨年七月の 『蒼空の盾(イージス) 帝都防空戦1945 歴史群像新書』
以来、新作の発売が止まっていた新進気鋭の架空戦記作家の内田弘樹氏の新作が相次いで発売されました。



こちらは 『征翼の守護神』シリーズ
の最終刊で、日本の全力を挙げてのハワイ攻略作戦が実行されます。もちろん対するアメリカ側も全力を挙げてそれを阻止に当たります。いったいどんな結末が待っているのは読んでのお楽しみです。




そして相次いで書店に並んだこの話は、05年に発売された大和ネタの大鑑巨砲主義スタイルの 『戦艦大和欧州激闘録 鋼鉄の破壊神』
の続きであります。
WWUの戦いで早々に米国との和平に扱ぎつけた日本が、その対米戦で傷ついた大和を、アメリカでアメリカ式装備を加えて改修し戦力化し、対独逸戦に投入した話の続きになります。この 『 戦艦大和地中海決戦録』
では、姉妹艦の三川が出てきたり、大和を元にアメリカが
創った46センチ砲搭載艦モンタナ級二番艦オハイオも出てきますが、一番の主役の大和は前話で受けた損害を修理するついでに機関換装を受けていて化け物度がさらにアップしています。
そしてその大和たちが相手をするのはヴィシー・フランス海軍の新型艦4隻(アルザス級2隻とガスコーニュ級2隻)とイタリア海軍の改良艦のリットリオ級2隻の計6隻。今回大和に随伴する戦艦は無しで6対1の戦いを繰り広げます。
この大鑑巨砲主義小説は、徹底的なリアリズムを含む話になっていて戦艦と言えども戦艦同士で闘えば無傷ではすまないし、勝ち残ってもズタボロになってしまう話です。それだけにアメリカの驚異的な工業力とダメコン能力が必要とされ、そのために日本は早々にアメリカ側についているようなものです。とはいえ、そんな細かいことは抜きにして、大鑑巨砲の威力に浸ってください。












posted by きつねのるーと at 02:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 新書(架空戦記) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月25日

10個バトン。頂きました!

【T】 Tsukasa♪'s Blog!のTsukasa♪さまより“10個バトン”なるものを頂いていましたので、早速回答して見ます。
続きを読む
posted by きつねのるーと at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | バトン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月13日

教範遊撃隊シリーズ読了




前代未聞の不祥事!と称される上海事変の同士撃ち事件から日本の軍隊の問題点を洗い出してそれを改善する事でどんな第二次世界大戦を闘うことになるのかをシュミュレートしていたこの作品も…
教範遊撃隊血風録

教範遊撃隊血風録 2 ガダルカナル争奪戦!

教範遊撃隊血風録 3 ソロモン海、燃ゆ!

教範遊撃隊血風録 4

と、全四巻で完結しました。








続きを読む(ネタバレアリ注意!)
posted by きつねのるーと at 21:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 新書(架空戦記) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月12日

『激浪の太平洋』読了しました

『激浪の太平洋 1 』読了しました。



この巡洋戦艦浅間シリーズの基本テーマは巡洋戦艦の存在意義を問うた者とみて良いように思えます。実を言うと、私と私の架空戦記のブレインが仮装してみたWWUで有用な戦艦とは言うのものがこの巡洋戦艦浅間を極端にしたものになったんですよね。
ちなみに主役の巡洋戦艦浅間は独逸から譲渡されたポケット戦艦と言うことになっています。同型艦は阿蘇、他二隻。兵装は54口径28cm三連装三基、50口径 15cm連装四基、60口径10cm連装高角砲七基。全長229.8m、全幅30.0m、基準排水量31,850t最大速力31.0kt.いかにも独逸らしい、設計思想(速力、防御重視)の船体、装備を持つ巡洋戦艦に、英国式電波兵装を装備しているのが特徴となっています。
それで、アメリカは東南アジア地区の拠点となるフィリピンに増援を送るべく戦力を向けるのですがそのたびに日本を主力とした戦力にその意図を阻まれてしまう。もちろん、日本側の戦力を削ることには成功しているのですがフィリピンミンダナオ島に篭るマッカーサーの軍団に戦力補給を与えることが出来ずにジリ貧に陥ってしまうちお言うのが今回の粗筋です。

なお、今回のメインテーマとしてはその流れよりも小口径砲を多数配備した小型艦多数対戦艦少数の近距離砲戦が実施されたらどうなると言う命題が隠れているように思われます。小口径砲多数配備の小型艦とはつまり15.5cm砲配備の軽巡洋艦だとか、20センチ砲配備の重巡洋艦のことだったりするのです。
これが最初から全門斉射で、撃てば当たる式で撃ちまくられたら例え戦艦でもその損害は馬鹿には出来ないだろうと言うことです。確かに、小口径の砲でも戦艦の重要装備(電測装備、光学装備、対空機銃等)を壊すことは出来ますからそれを壊されてしまうと戦闘能力は著しく削減されてしまうでしょうね。例えば、測量義が壊されてしまうと主砲の統一射撃ができなくなりますし、レーダー関係の装備が壊れると当然レーダーが使えなくなるわけです。もちろんそれだけでは戦艦は沈むことは無いですが、そんな状態で魚雷を積んだ駆逐艦に囲まれれば魚雷で沈められる可能性もある訳ですよ。

そんな訳で今回のこの『巡洋戦艦浅間』シリーズは非常に楽しみな作品なのです。
もちろん、和製モスキートのアーヴィングこと電光の活躍にも目を向けて下さいね。下手な艦載戦闘機よりも高速な戦闘爆撃機はこう使うみたいな例が出てきます。続きを読む
posted by きつねのるーと at 20:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 新書(架空戦記) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月07日

タイナカサチさんの新譜

今日、仕事中に流れていたFMラジオ(NAC5)でタイナカサチさんの新譜をやっていたので、ここでも改めて紹介します。


とっても、静かなバラードで透明感のあるよく伸びる歌声がとっても素晴らしい曲のマキシシングルです。タイトル曲のイメージを知りたい方は今、タイナカサチ公式HPを開くと自動的にBGMとして流れますので開いてみてください。
カップリングの『君との明日』はアニメ「Fate/stay night」の最終回専用EDソングですが、とっても透き通った響きのある明るいイメージの曲です。このアニメの最終回はハッピーエンドではありませんが明日への希望が湧いてくるような元気の出る最終回に相応しいイメージの曲に仕上がっています。

よろしければコチラのファーストアルバムもどうぞ!


それ以外のシングルについては私が以前に書いた記事を参照してください。
posted by きつねのるーと at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | CD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月26日

今月の架空戦記

今月出た架空戦記ものです。まずは、林譲治氏の教範遊撃隊シリーズです。



教範遊撃隊血風録 4

コチラは、これでシリーズ完結となるようです。
この上海事変時に、海軍陸戦隊と陸軍部隊との同士撃ち事件から発した陸海軍共同作戦進行の先行実験舞台を巡る話も終るようです。
また、林譲治氏はこの他にも今月はガンダム戦記外伝MSイグルーシリーズの最終刊も発刊しています。コチラ大変泣ける展開ですので、負け戦に心引かれる方は是非とも一読を


横山信義著の新シリーズ。『巡洋戦艦浅間シリーズ』の最新刊も出ました。





閃光のパナマ
は先月出たばかりの作品ですが、いきなり架空史の中心にあるパナマ信仰作戦を描いてしまった分だけに物足りなさを感じてしまったのですが、その不足分を埋めるべく続刊がいきなり出てきた物と思われます。
なお、この世界観は時代的にはWWUからその後。世界設定は独得でアメリカ対全世界(日本、英国、独逸、ソ連他)と言う一種独得なもの。アメリカが20世紀初頭のモンロー主義を貫いていたらどうなるみたいな感じですね。
さすがにアメリカの物量と工業力を持ってしても全世界を相手取るのには無理があるように思えるのですが…そこはそれ、横山氏の上手い采配で何とかなっているようです。
それから、主役の巡洋戦艦浅間は独逸から譲渡されたポケット戦艦と言うことになっています。同型艦は阿蘇、他二隻。兵装は54口径28cm三連装三基、50口径15cm連装四基、60口径10cm連装高角砲七基。全長229.8m、全幅30.0m、基準排水量31,850t最大速力31.0kt.いかにも独逸らしい、設計思想(速力、防御重視)の船体、装備を持つ巡洋戦艦に、英国式電波兵装を装備しているのが特徴。そんな、巡洋戦艦一隻で巡洋艦多数と撃ち合ったら…な話が閃光のパナマ

です。







posted by きつねのるーと at 22:06| Comment(1) | TrackBack(0) | 新書(架空戦記) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月09日

覇権大戦2【シベリア大戦車戦】発売中!




烈日の海戦
覇道の海戦
興亡の海戦

と、各3部作で続いてきた歴史は出版社を変えて覇権大戦1945
と話は続いて行きました。

架空戦記として順調にすすんできたこのシリーズですが、各話のつながりがタイトルだけだとと判りにくいのが難点なのですが、しっかりとその歴史は繋がっています。『興亡の海戦』シリーズで一応はWWUの太平洋戦線もマリアナ諸島を日本が守りきり、日米和平に扱ぎつけたのだけど…、戦争は終らなかった…
日米和平に米が応じた理由は欧州にあった。
ベルリンを陥落させたのは米英だったが、それを良しとしないスターリン・ソ連邦は米英占領地にたして侵攻を開始し、継続戦争が勃発したからだったのだ。つまり、その継続戦争で日本がソ連側に付いて戦争をされるよりも、自軍に組み込んで闘ったほうがラクであると、考えたチャーチルの差し金に米政権を継いだトルーマンが乗ったからだったのだ。そして、継続戦争を連合軍側で日本は参戦する事となったのであった。








続きを読む
posted by きつねのるーと at 20:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 新書(架空戦記) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月28日

2006年 自分的視聴アニメベスト10 バトン?

バトンと言う訳では無いですが、とりあえずバトン形式として起きます。ですが、関連記事でしたらTB、コメント大歓迎ですのでよろしくお願いします。
ではでは〜〜〜


















2006年も押し詰まってきた今日この頃ですが、この辺で2006年に視聴したアニメのおいら的ベスト10を発表したいと思います。

10位:びんちょうタン



今年最大級の癒し系アニメの一つ。製作発表から公開まで時間をたっぷりとかけていた拘りのアニメだが、製作話数が一話15分で放送が9話まで、残りはDVD販売と後発放送局分での放映のみと言うのが最大の難点か?

9位よみがえる空



どちらかと言えば美少女をネタにした作品を放映しがちな深夜枠の中で、メカミリ系のネタでしかもその中でも縁の下の系な救難飛行隊をネタにしていて話題となった作品。航空機に関する描写は一級品だったが、その他のメカ描写に一部、難が会ったのが残念なところ。
特に超シリアス展開に感動しましたよ。

8位Fait/stay night



人気ゲームのアニメ化作品の一つ。微妙とは言え、数あるシナリオの中から人気のある筋を選択、その筋に、他のシナリオを織り交ぜる手法はソコソコ評価しても良いかと。特に最終話のシーンは感動を覚えました。

7位錬金3級 まじかる?ぽか〜ん



脱力系美少女ギャグアニメの中では今年最高作と思われる作品。この作品のキャラクターに転んでしまい、セミロリなる言葉を作り出し、“セミロリ同盟”を作り出したブロガーもいるくらい。
放置プレイ的なギャグに新鮮味を感じつつ単純に大笑いできた稀有な作品でした。

6位ストロベリーパニック



今年最大の百合系学園もの。キャラクターが、3学校、中高6年分出てくるので非常に多く私の記憶力ではキャラと名前がなかなか一致しないのが最大の悩みどころでしたが、非常に興味深かったです。
それに、作画が荒い作品が多い中2クールに渡って乱れが少ない稀有な作品であったことを付け加えておきます。

5位ちょこッとSister



妹系萌えアニメと見せかけてその真には、深い悲しみが入っていた作品。第1話からその片鱗は見せていたものの、その奥深い意味が真価を発揮したのは話の終わり最終話付近の4話ぶんくらいかな?死んでしまった者、生まれてきたはずなのに生まれてこれなかった者の思い、単なる萌えアニメで終らないシナリオを出してきたダークホース的アニメ。単なる妹萌えで終らなかった点で評価したい作品です。

4位ゼロの使い魔



言わずと知れた、クィーン・オブ・“ツンデレ”こと釘宮理恵女史の今年の代表作。ワンクール12話で綺麗に話をまとめたシナリオの良さは、素直に認めたいとこです。しかもこだわりの絵柄とメカ作監は妙にうなるところです。ゼロつながりで色々なものが出てくるのは原作者の好みもあるのでしょうが、面白かった作品です。

3位ブラックラグーン






ハードボイルド系作品の筆頭!放送では処置をしないと放映出来ない台詞てんこ盛りの問題作。
製作が間に合わず意図せず、後半のワンクールは半年後の放映となったが、その分シナリオの展開に区切りが付いて逆に良効果を生んだと思われるのが面白いところです。とは言え、最終話近く23話の作画に難が出たのは惜しいところでした。

2位乙女はお姉さまに恋している



放映前の評価と放映後の評価ががらりと変わってしまった、良作品。前評判は最悪だったが終って見ると今年、最良作品と評価される極めた珍しい作品。この作品の製作グループの前作品は不当に評判が悪かったため、かなり力を入れて製作に入った物と思われる。作画も動きもシナリオも最後まで破綻を見せずにワンクールを凌いだ点でも評価は高い。
そんな訳で今年の作品中、一番の評価を与えたいものの一つですが…2位に甘んじたのは…この作品が有ったためです。

それは…

1位KANON



が有ったからです。
この作品は、未だ放映が終了していない作品ですが、私的には、今年のアニメナンバーワンはこのKANONで決まりです。
なにしろ、作画、動き、色使い、そして何よりシナリオ解釈が物凄く、原作を補完すべく造り込んだのが物凄いと思います。原作が出たのが7年前で、しかも未だにその人気が衰えない作品。とは言え、もうすでに東映がアニメ化している作品をあえて、今造り込むだけの価値がありました。
私的判断では東映版KANON
も評価は高いのですが、今回の京アニ版KANONは明らかにそれを越しています。それだけに、評価が高い作品です。
一部、原作起因の事で評価を下げている方がいますが、それでも私はこの作品がナンバーワンだと信じています。

選外作品

ハチミツとクローバー及びハチミツとクローバー2






あまり真面目に見ていなかった作品ですが、何気に面白かったさくひんです。何より登場キャラのほとんどが片思いと言う設定が一番ですね。ギャグと言うよりはコミカルと言う優しさで出来たアニメでした。難点は、1の時のOP映像。アレは下手をするとうなされるくらい物凄い出来。

涼宮ハルヒの憂鬱



この作品は第1話の訳の判らなさに撃沈されて見るのを止めてしまい…
激しく後悔した作品。世の中的には評価が高い作品ですが、未視聴のため敢無く選外となった作品です。

さてさて、バトンに分類したこの記事ですが別にバトン形式とはしませんのでこの記事と関連の有る記事を書いた方はご自由にTBを貼ってください。TBを送ってくれた方のブログは必ず見に行きますのでよろしくお願いします。
posted by きつねのるーと at 01:38| Comment(0) | TrackBack(11) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月22日

今月購入したコミック

気が付けば今月もかなりの数の新刊コミックを仕入れていました。
全く、どうしたもんかねぇ〜。
でも面白いから買うのを止められないんですよねぇ〜。
これもヲタクの性ですね。

さてさて、今月買ってしまったコミックは…
livedoorBOOKSで本を購入する。














コミックでは有りませんが…








新刊も中古本も両方買っても¥1500-以上の購入で送料無料!
コミックを買うなら livedoorBOOKS
からセレクトしてみました。
もしよろしければ、
オンライン書店ビーケーワン





いつもどおりの楽天ブックス




でも

でも索敵出来ますのでお好みのネット書店で購入できます!!
ラベル:コミック
posted by きつねのるーと at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月02日

『末期の水物兵器集』予約受付中!

待ちに待っていたこがしゅうと氏の商業単行本の予約が受付開始です。

発売日は12月5日の予定です。
単行本の表紙は…つく突く法師HPのトップページを参照にして下さい。旧軍、二等輸送艦のイラストの本ですね。
今月出る類似注目書籍はMC・あくしず(vol.3)
ですが…こちらは楽天BOOKsでの予約になります。ちなみに、Amazonで予約出来ない理由は…予約殺到で初回分受注分が売り切れたからだそうで…
なんともはや…
posted by きつねのるーと at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
ブログランキング bk1アフィリエイトバナー

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。