2007年02月12日

『激浪の太平洋』読了しました

『激浪の太平洋 1 』読了しました。



この巡洋戦艦浅間シリーズの基本テーマは巡洋戦艦の存在意義を問うた者とみて良いように思えます。実を言うと、私と私の架空戦記のブレインが仮装してみたWWUで有用な戦艦とは言うのものがこの巡洋戦艦浅間を極端にしたものになったんですよね。
ちなみに主役の巡洋戦艦浅間は独逸から譲渡されたポケット戦艦と言うことになっています。同型艦は阿蘇、他二隻。兵装は54口径28cm三連装三基、50口径 15cm連装四基、60口径10cm連装高角砲七基。全長229.8m、全幅30.0m、基準排水量31,850t最大速力31.0kt.いかにも独逸らしい、設計思想(速力、防御重視)の船体、装備を持つ巡洋戦艦に、英国式電波兵装を装備しているのが特徴となっています。
それで、アメリカは東南アジア地区の拠点となるフィリピンに増援を送るべく戦力を向けるのですがそのたびに日本を主力とした戦力にその意図を阻まれてしまう。もちろん、日本側の戦力を削ることには成功しているのですがフィリピンミンダナオ島に篭るマッカーサーの軍団に戦力補給を与えることが出来ずにジリ貧に陥ってしまうちお言うのが今回の粗筋です。

なお、今回のメインテーマとしてはその流れよりも小口径砲を多数配備した小型艦多数対戦艦少数の近距離砲戦が実施されたらどうなると言う命題が隠れているように思われます。小口径砲多数配備の小型艦とはつまり15.5cm砲配備の軽巡洋艦だとか、20センチ砲配備の重巡洋艦のことだったりするのです。
これが最初から全門斉射で、撃てば当たる式で撃ちまくられたら例え戦艦でもその損害は馬鹿には出来ないだろうと言うことです。確かに、小口径の砲でも戦艦の重要装備(電測装備、光学装備、対空機銃等)を壊すことは出来ますからそれを壊されてしまうと戦闘能力は著しく削減されてしまうでしょうね。例えば、測量義が壊されてしまうと主砲の統一射撃ができなくなりますし、レーダー関係の装備が壊れると当然レーダーが使えなくなるわけです。もちろんそれだけでは戦艦は沈むことは無いですが、そんな状態で魚雷を積んだ駆逐艦に囲まれれば魚雷で沈められる可能性もある訳ですよ。

そんな訳で今回のこの『巡洋戦艦浅間』シリーズは非常に楽しみな作品なのです。
もちろん、和製モスキートのアーヴィングこと電光の活躍にも目を向けて下さいね。下手な艦載戦闘機よりも高速な戦闘爆撃機はこう使うみたいな例が出てきます。
posted by きつねのるーと at 20:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 新書(架空戦記) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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