2008年08月09日

7月に出てきた架空戦記もの

7月は6月に比べると数が少なかったのですがそれでも三作品出てきました。まずは林譲治氏の作品で二つ出てきました。



ひとつは、八六艦隊物語という新シリーズなのですが良くもこうアイディアがかれないものだと関心してしまいます。内容的には八八艦隊プランをほぼ完成させることがきた世界でのお話になります。ワシントン条約で戦艦の航続距離に制限をつけることで英米と同数の戦艦を作ることを認めさせてしまったのですが、巡洋戦艦の天城が関東大震災の影響で建造中に壊れたのが原因で巡洋戦艦の数が6隻になってしまったので八六艦隊と言われるようになったというものです。なお、米英の思惑としては、日本の経済力を超える戦艦建造競争に巻き込むことで、日本の経済破綻を狙ったのですが、日本経済が発達途上であったため、逆に日本の経済発展を促してしまったのがこの世界なのだか。あと、非常に林氏らしい点として、時事ネタとして"名ばかり士官”などが出てくるのが微妙に楽しい作品です。内容はかなりシビアですけどね。

一方、おなじみの通商艦隊も新作投入です。
ニューギニア沖で鹵獲され、何とか引き上げては見たものの完全な戦艦としては復活しそうには無い元米戦艦ワシントンを巡る小競り合いが今回もネタです。今回は英国軍が自国の都合でワシントン撃滅を狙って10t爆弾(グランドスラム)を搭載できる特設水上爆撃機、アブロ・ランカスター水上機を持ち込んで画策を図るのですが、さてはていったい?な話です。こちらの時事ネタとしては“名ばかり機長”です。


こちらは、ジェット戦闘機の橘花を実用化し運用している世界での対ソ連戦争と対米戦争の話の続きです。燃料の備蓄に問題があるのと、ヒットラーから贈り物として贈呈されたメッサーシュミットMe263を利デッドコピー、量産したという、無理があるような設定ですが、違和感なく読めるような合理的に見える設定を持ち込んでいるのでさくさくと読めるのは非常に良い感じです。

萌え系コミックですがなかなか面白い作品が出てきました。



posted by きつねのるーと at 01:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 新書(架空戦記) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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