2008年07月02日

6月に出た架空戦記

もう早いもので七月になってしまいましたが、先月6月には多数の架空戦記が出てきました。遅れましたがそれを紹介します。

まずは横山信義氏の新シリーズ、樺太沖海戦です。


このシリーズはWW2のロンドン空襲時に不慮の事故でチャーチルが爆死してしまった世界で、ソビエトが樺太に侵攻してきたらと言うIFで始まっています。今回出た2の話では、樺太で押し返されたソビエトが満州侵攻を図るのですがそれはシベリア鉄道の要所を空爆することによって阻止されたのですが、対日戦を起こそうと企む米によって物資支援を受けその効力が怪しくなります。海路封鎖によってその阻止を図るのですが、新種の輸送船によってその阻止も無力化され…
といった感じで対米戦闘が行われてしまうのです。
とりあえず、ソビエトは無力化されますが今度は対米戦が始まってしまいそうな予感です。

今度は、本文中に関連薀蓄が多いことで有名な高貫 布士氏のシリーズが二作出てきました。この方といい、もう一人の方といい、作っていて混乱しないのかちょっと心配してしまいますね。

さて…
新東亜大戦―昭和20年日米開戦 (歴史群像新書 255-1)
こちらは、1941年の対米開戦危機を対中、対英政策を工夫し回避した日本の話です。対米開戦が4年遅れることによって対米戦略がどう変わるかが見物のシリーズが始まりました。とりあえずこの巻では、台湾をめぐる航空戦が始まります。

黎明の海戦―書下ろし太平洋戦争シミュレーション (JOY NOVELS SIMULATION)
このシリーズは北冥の海戦 (ジョイ・ノベルス) 飛翔の海戦(仮) (ジョイ・ノベルス)と続いたシリーズの話です。

そして薀蓄とストーリーとのバランスが取れている作品が魅力の林譲治氏の新作も出てきました。新シリーズの帝国海軍狙撃戦隊 (ジョイ・ノベルス SIMULATION)

こちらはちょっとした奇想兵器ですね。
でっかいのがドイツのポケット戦艦のような戦闘艦(装甲艦)が二杯と、その搭載陸戦兵器としての水陸両用戦車と陸戦隊。そして装甲艦が持つ赤外線探知機。これがもたらすものは一体…?
もちろん林氏の作品中に出てくるまじめで且つ珍妙な会話も健在です。

さて…先月末になって期待の若手作家、内田弘樹氏も新刊を出してきました。

ネタはちょっと胡乱な航空戦艦。しかも…大和が航空戦艦になってしまうと言う怪しさ大爆発物。しかし…そこは実力派の内田弘樹氏で、ちゃんと説得力のある設定を持ってきています。まぁ、その強引さは否定できないものの、まぁ、納得のいく説明はされています。ミッドウェイでの負け戦の後…伊勢、日向は航空戦艦として改造されることが決定した頃、大和も弟三砲塔内で爆発事故が発生し迅速な戦力化復帰を図るためと、その損害の大きさから第三砲塔の復活は無理と判断されたこと、そして何より空母が求められた時の事情によって航空戦艦としてリメイクされた大和がどんな戦いを見せたのか…。昭和19年のマリアナ沖海戦の火蓋は切って落された。

















posted by きつねのるーと at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 新書(架空戦記) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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